現在、みなさんのお家は築何年でしょうか。
築年数が増えると、家に味が出てくる一方で建物の耐久性に不安も出てきます。
さらに、お家の価値も低くなってしまいます。
想像以上に、不動産の価値はすぐに下落してしまうので、売却をお考えの方は早めの行動が重要です。
そこで今回は、築年数に対するお家の資産性の推移とともに、築20年の家の価値で売却するポイントを解説します。
目次
築20年の家の価値は?築年数による一般的な資産性の推移
お家の経年劣化は避けられないため、築年数が増えるとお家の価値は下がります。
特に、ほとんどが木造建築である戸建てのお家は、耐用年数は22年と定められているため、築20年を超えると価値が0になると言われています。
では、築20年までの間はどのように資産性が推移するのでしょうか。
築年数ごとに見ていきます。
築5年以内
築5年以内の戸建てのお家は、購入価格の7割の価値になります。
高い価格帯で売却できるラストチャンスなので、売却を考えている方は築5年を基準に売却の準備を進めましょう。
築10年以内
築10年でお家の価値は購入価格の5割まで減少します。
もちろんお家の状態や立地によっても異なりますが、10年で価値が半分も減ってしまうのです。
築15年以内
築15年になると、価値の減少率も大きくなり、購入価格の2割まで減少します。
2割と言われると価格が低いように感じられますが、売買の頻度が低い戸建て住宅の中では築15年を超えた中古物件は多く、中央値的な価格帯です。
築20年超
先述した通り、築20年を超えると価値が0になります。
しかし、必ずしも価値が0というわけではなく、土地をメインで売却することで利益を得られることもあります。
築20年一戸建てを売却する際のポイント
築20年を超えると、価格が下がるだけではなく建物の状態も悪くなるため、リフォームや解体しなければ売却できないケースもあります。
そのため、築20年の戸建てのお家は、売却して利益を得られる最後のチャンスとも言えるのです。
築20年の戸建てのお家を売却する際は以下のポイントを確認しましょう。
余裕を持った売却期間
できるだけ高く売却するためには、冷静な判断が必要です。
焦るような状況にならないように、1年を目安として売却期間に余裕を持っておきましょう。
周辺の相場の把握
周辺の相場を確認することで、不動産会社の査定が相場に合っているのかが確認できます。
お家の状況の把握
住宅診断によって建物の状況を詳しく把握することで、契約時に買主に事前に説明し、契約不適合責任を回避できます。
お家をきれいな状態に
内見時に買主に良い印象を与えるために、ハウスクリーニングでお家をきれいな状態に保ちましょう。
専属専任媒介契約の選択
専属専任媒介契約とは、1つの不動産会社と結ぶ媒介契約です。
1週間に1度の売却活動報告が義務付けられており、広告の積極的な投入やアフターサービスなど手厚いサービスが受けられ、売却の成功率が上がります。
まとめ
今回は、築年数に対するお家の資産性の推移とともに、築20年の戸建てのお家の売却ポイントを解説しました。
築年数が浅い間に売却すると高価格で売却できますが、せっかく購入したマイホームにできるだけ長く住み続けたい方も多いと思います。
築年数は売却を考える基準の1つですが、無理に売却する必要はありません。
築20年を超えていても、できるだけ高く売却できるように当社がしっかりとサポートいたします。
愛知県で不動産売却をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。