相続した実家を売却することになった際、できればご近所さんに挨拶しておくことが望ましいです。
そこで今回は、実家の売却時にご近所さんに挨拶した方が良い理由と、挨拶する際に気を付けるべきポイントについてお伝えします。
ご近所挨拶に行くべきかでお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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実家を売却する際にご近所に挨拶した方が良い理由
どうして実家を売却する前に、ご近所さんへ挨拶した方が良いのでしょうか。
その理由としては、主に次の4つが挙げられます。
1.実家を買ってもらえるかもしれない
実のところ、実家の買い手として一番のターゲットになるのは、近くに住んでいる方々です。
なぜなら、近くに住んでいる方にとっては、あなたの実家を購入することで家の面積を広くしたり、近くに親族を呼び寄せられたりするメリットがあるからです。
しかし、最近はネットによる広告が主流になっているため、ご近所さんが実家を売りに出していることをご存知ない可能性が高いです。
そのため、早めに挨拶に回って、実家を売却することを知ってもらいましょう。
2.へそを曲げられるかもしれない
実家の境界線が明確でなかったり、樹木が隣の敷地に越境していたりすると、売却時にトラブルになることがあります。
売却前にきちんと境界線を明確にしておかなければ、後々隣家との揉め事に繋がる恐れがあるので、挨拶に回って境界をはっきりさせておきましょう。
3.不安を取り除く
実家を売却することになって、見知らぬ人がぞろぞろと実家の敷地内に入りだしたら、ご近所さんも不安に思ってしまいます。
そのため、ご近所さんの不信感を募らせないためにも、しっかり挨拶しておくことが大切です。
4.解体時に迷惑をかけるかもしれない
実家を解体するにあたっては、騒音や振動がご近所さんに迷惑をかける恐れがあります。
事前の知らせがないとクレームに繋がる可能性があるので、解体前に工事を告知しておかなければいけません。
ご近所挨拶するときのポイント
挨拶するタイミング
実家を売却することが決まり、買い手が見つかっている場合は、工事開始の1週間から10日前を目安に挨拶を行うのが望ましいです。
挨拶のタイミングが早すぎると、ご近所さんが工事のことを忘れてしまう可能性があり、直前すぎると相手への配慮が十分でありません。
そのため、ある程度の余裕がある1週間から10日を目安に、ご近所挨拶に回るようにしましょう。
挨拶する範囲
挨拶するべき範囲に決まりはありませんが、工事の影響が及ぶであろう範囲にはしっかり挨拶しておきましょう。
実家の両隣に加えて、向かいと裏の家3軒ずつ程度は挨拶しておくと確実です。
また、工事車両の通行や駐車で迷惑をかけそうな範囲には、できれば挨拶しておきましょう。
まとめ
実家を売却する前にご近所挨拶に回っておくことで、余計なトラブルに巻き込まれることなく、実家の売却を進められます。
生前両親がお世話になった方々との間で問題を生まないためにも、しっかりと挨拶をして、実家を売却することになった事実を伝えておきましょう。
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