さまざまな理由で親が住まなくなった場合、住んでいた実家は「空き家」として扱われます。
空き家は簡単に処分できないのでそのまま放置されることが多いですが、空き家の放置は多大なリスクがあります。
そして、空き家の処分方法について深く理解していない方が多いのも事実です。
今回は、相続した実家の処分方法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
実家を処分する3つの方法
解体する
実家の処分と聞いて、最もイメージしやすいのが「解体」でしょう。
仮に、空き家をそのまま放置していると維持費がかかるので、遠方に実家がある方は解体することをおすすめします。
ただし、空き家の解体作業にも多額の費用がかかってしまうことには注意しましょう。
売却する
比較的買い手のつきそうな新しい実家であれば、売却する方法もあります。
空き家の売却となると不動産会社を探し、多くの売却手続きを進める必要がありますが、買主が見つかるとその分の収入を得られます。
最近は田舎暮らしに関心を持つ方が多くいらっしゃるので、環境的になかなか買主が見つからない物件だとしても諦める必要はありません。
活用する
思い出が詰まっている実家を手放すことに抵抗を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方は、実家を活用することをおすすめします。
具体的に、リフォーム賃貸物件や地域のコミュニティスペースなど住民が利用できる物件への活用を検討する方もいらっしゃいます。
実家の処分方法は売却がベスト?売却の流れをご紹介!
先ほどご紹介した3つの処分方法の一つの「売却」に焦点を当てて、その流れについて紹介します。
実家の売却の流れについては以下の通りです。
1.不動産査定を行う
2.不動産会社と媒介契約を締結する
3.戸建てを売り始める
4.売主と売買契約を締結する
ケースによって異なりますが、売却の一連の流れは3ヶ月〜1年程度かかります。
実家を処分する際には、実家の名義人になるための「名義変更」を行わなければなりません。
その期間を考慮すると、数ヶ月見込む必要があるのでお早めの行動をおすすめします。
また、実家が古く建ててから40年以上経過する場合は、売却の前に事前リフォームが求められる可能性があります。
不安がある方は、まずは不動産会社に相談しましょう。
まとめ
空き家となった実家を処分する方法は3つありますが、その中でも「売却」に焦点を当ててご紹介しました。
実家を放置していると様々なコストがかかってしまうので、お早めの行動を心掛けましょう。
当社は、「不動産売買のプロフェッショナル」を掲げ、お客様の実家を最良の方法で売却できるように全力でサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。