皆さんは、住まなくなった実家の対処法をご存じでしょうか。
住まなくなった実家を放置していると、予想外のリスクがたくさん潜んでいます。
そこで今回は、住まなくなった実家を放置することのリスクと対処方法についてご紹介します。
住まなくなった実家を所有している方はぜひ参考にしてください。
□住まなくなった実家を放置するリスクとは?
1.固定資産税が6倍になる
住まなくなった実家を放置すると、固定資産税が6倍に跳ね上がるリスクがあります。
特に、倒壊の危険性や景観を損なう場合、自治体が「特定空き家」に指定し、高額な税金が課せられます。
これは大きな経済的な負担となるため、注意が必要です。
2.犯罪発生の確率が上昇する
誰も住んでいない家は、不法侵入や放火、盗難のリスクが高まります。
これらの犯罪は、近隣住民にも被害を及ぼす可能性があります。
特に放火は、火災が他の家屋にも広がる恐れがあり、一家だけでなく、地域全体の安全を脅かすことにもなります。
3.周辺住民へ迷惑がかかる
害虫の繁殖や倒壊の危険性など、放置された実家は周辺住民に多大な迷惑をかけることがあります。
これにより、コミュニティ内の人間関係に亀裂が入ることも考えられます。
□住まなくなった実家はどうすればいい?
*売却する
住まなくなった実家の売却は、固定資産税の負担軽減や、老人ホームの費用捻出などに有効です。
特に、売却タイミングによっては、税制上の特例を利用し、手取り額を増やすことが可能です。
しかし、売却価格は市場の需給バランスに大きく依存し、希望額での売却は難しいこともあります。
そのため、適切な不動産会社選びが大切です。
*賃貸として貸し出す
住まなくなった実家を賃貸に出すことで、賃料収入を得られます。
また、土地だけを貸すこともできます。
賃貸に出すことで定期的な収入源となりますが、管理の手間やトラブルのリスクにも注意しましょう。
*建て替える
住まなくなった実家を建て替えて、新しい住居や賃貸物件として利用することも1つの方法です。
また、相続対策としての影響も考慮する必要があります。
建て替えにはコストがかかりますが、新しい物件として利用することで、長期的な収益が見込めます。
□まとめ
住まなくなった実家を放置することには、様々なリスクが伴います。
それを避け、有効に活用するためには、売却、賃貸、建て替えなど、様々な選択肢を検討することが大切です。
それぞれの方法のメリット・デメリットを理解し、最適な選択をしましょう。
住まなくなった実家を売却したい方は、ぜひ当社までご相談ください。