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空き家の固定資産税が6倍になるのはいつからか解説します!

財産管理に関心を持つことは、将来のリスクを最小限に抑えるうえで大切です。
特に、空き家を所有している方は新たな固定資産税制度による影響を正しく理解する必要があります。
そこで今回は、空き家の固定資産税が6倍になるのはいつからかについて解説します。
空き家を所有している方は要チェックです。

 

空き家の固定資産税が6倍になるのはいつから?

 

空き家の固定資産税が6倍になる時期

固定資産税が6倍に跳ね上がるのは、この特定空き家に指定された翌年からです。
特定空き家とは、保安上危険性があるものや衛生上有害となるもの、景観を著しく損なっているものと判断された空き家です。
この指定は自治体や市町村による立ち入り調査に基づいて行われます。

また、特定空き家に指定されると、固定資産税だけでなく都市計画税も3倍に増加します。
以前は建物を更地にせずにおくだけで税金の軽減措置が受けられましたが、空き家問題が全国的に悪化したことから、放置すると税金が多額になる措置が施されます。

 

特定空き家に指定された場合の注意点

特定空き家に指定された場合、自治体からの指導があります。
指導に従わず、状態が改善されないと、罰金が科せられる可能性があります。
最悪の場合は自治体が解体を行い、その費用を所有者が負担しなければならないこともあるため注意しましょう。

所有している空き家が特定空き家に指定される前に、早めの対策を講じることがおすすめです。
税金の増加はもちろん、罰金や解体費用といった追加の負担を避けるためにも、早期の行動を心がけましょう。

 

 

空き家を放置するリスクとは?

 

1.資産面のリスク

空き家の管理には、固定資産税や光熱水費など多くの費用が発生します。
年間で約10万円はざらで、高額なケースでは年間数十万円もかかることもあります。
これらの費用は空き家を使っていなくても発生するため、長期間放置すると100万円近くに膨れ上がる可能性があります。

 

2.防犯面のリスク

空き家は放火や空き巣などの犯罪に対して非常に脆弱です。
被害を受けると、資産を失ったり、周囲にも大きな影響を及ぼしたりすることがあります。
特に、放火被害が周囲に燃え移るリスクや、空き家が犯罪者の隠れ場所になる危険性もあります。

 

3.環境面のリスク

空き家の周辺環境も悪化する可能性が高く、草木の繁茂や虫の発生、悪臭や建物の老朽化などが考えられます。
これらの問題は、近隣住民にとっても大きなリスクとなり得ます。
特に、夏場にはスズメバチが巣を作る可能性もあるため、非常に危険です。

 

まとめ

今回は、空き家の固定資産税が6倍になる時期や、空き家を放置するリスクについて解説しました。
特定空き家に指定されると、固定資産税が6倍、都市計画税も3倍になる可能性があります。
また、空き家を放置すると、資産面、防犯面、環境面でのリスクが高まります。
そのため、空き家を所有している方は早期の対応をおすすめします。

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